問5.自分が正しいと思うとおりにしようと、 合成洗剤はやめ無添加の石けんだけを扱うことにしたら、 売り上げ前月費99%減。100人いた社員は辞めていき5人に。 その後、どうやって無添加石けんを広めて黒字化させたのか?・・・シャボン玉石けん 森田光德氏

日常で使われる大部分の食器洗い、洗濯洗剤、シャンプー、ハンドソープ、ボディソープなどなどの
洗剤には、合成界面活性剤が含まれている。

合成洗剤は、皮膚に付着すると強力な浸透作用で体内に侵入し、
皮膚から内臓、身体の各器官、生殖機能に障害を与える。

日々、使われるものなので、長期にわたってじわじわと身体を蝕み続ける。

排水として流されたあとも、分解されないので、川、海の生態系に多大な悪影響を与える。

合成洗剤に反対する市民運動が1970年代後半に盛り上がった。
問題なのは、リン酸塩で合成洗剤ではないとする判断が下され、
滋賀県でリン酸塩が禁止になる条例ができた。

その後、リン酸塩に代わる洗浄力アップの補助剤として、
使われるようになった化学物質は毒性がさらに強まることに。



1963年合成洗剤と石けんの使用量が逆転。
合成洗剤を主力商品に切り替えたシャボン玉石けんは業績は順調。
しかし、社長の森田氏、湿疹に悩まされるようになる。
なにをやってもなおらない。

そんな中、国鉄九州地方資材部から無添加の粉石けんを作れないかとの依頼。

合成洗剤を使っていると、機関車から早くサビがでる。
無添加の石けんならでない。

と国鉄中央本部からのアドバイスから。

無添加の粉石けんを
作り方が分からないながらも試行錯誤を繰り返し、製造に成功。

余った無添加粉石けんを、自宅で使い始めたところ、
十年来悩んでいた湿疹が消える。

合成洗剤にもどすと、湿疹が復活。

それで合成洗剤の害を調査、
また、アンケートのハガキをつけたサンプルを配り、
消費者の反応を調査。

赤ん坊のおむつかぶれがなくなった。
湿疹が消えた。
などの感謝の言葉が多数。
しかし、取引先の問屋、スーパー、薬局は「売れるはずがない。」
「洗剤があるのだから作る必要ないじゃないか」
といった反応。

努力はしたが、無添加石けんは全く売れない。
そんな中、体調を崩して倒れ、
「このまま働いたら確実に死んじゃいますよ。」
との医者の言葉で即入院。

人は生まれたからには必ず死ぬ。

という事実に気づき、

自分が正しいと思うとおりに生きていこう。
合成洗剤はやめよう。
無添加の石けんだけの商売をして、
正しいと思う生き方を貫いてやれ!

と決意。
体調は回復し、退院。

合成洗剤をやめ、それ以降、無添加の石けんのみを製造販売。

合成洗剤をやめて売り上げ前月費99%減。

100人ほどいた社員は次々に辞めていき、5人に。


その後、どうやって、この無添加石けんを世に広め、
事業を黒字転換させたのか?


わたしはこの「環境浄化石けん」を読んで、うちで使う石けん、洗剤
すべてシャボン玉石けんにしてしまった。


環境浄化石けん―健康な身体ときれいな水をとりもどそう!



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