東松島市の仮設住宅での春祭りに応援でボランティアとして参加した。
春祭りを何のために開催するのか?
主催者の方に話をうかがった。
被災する前は、普通に挨拶したりする仲だったご近所さん。
しかし、仮設住宅に入り、5人家族だったのが、3人になっている。
亡くなったのか、別れて住んでいるのかわからない。
聞くことができない。
前だったら、顔見たらおはようって挨拶してたんだけど、
できなくなってしまった。
先行き不安で、気持ちがふさいでしまって外にでることができない。
といいったように取り残されたと感じている人たちに、
できるだけ誘い合って外に出てきてもらう機会を増やしていきたい。
それが目的。
報道機関に祭りを実施することを伝え、各社から取材がきていた。
NHKでその日の7時のニュースで全国放送で流れ、被災地の現状が伝えられることになった。
仮設住宅は、元々は公園で野球場だった場所に建てられている。
言われてみれば、照明設備が、広い範囲を照らす野球場のものだということに気がつく。
お祭り当日、祭りが始まり、広場の真ん中で机をならべて全長36mの長のり巻き作り。住民の方々が並んで、巻いていく。
できあがって、なが~いのり巻きをみんなで持ち上げて完成。
それは住民の方々に配られる。その後、ボランティアの方々にも配られ、私も頂いた。
私達は白玉おしるこの販売をはじめる。お客さんは次々にやってきて最終的に予定した量を完売。
その後設置したテントや椅子を片付けて祭りは終了。
その後、みんなでスーパー銭湯に行く途中で、海岸沿いを視察しに行く。
つづく