身体をうごかすものは(  )と(  )

身体をうごかすものは(  )と(  )
って、何が入るの?

筋肉と関節?

小学生の息子からの質問。
理科の宿題をやっているらしい。

ああ、それはな、気合と根性だろ。

思わず吹き出す息子。

いやいやいや、そこ笑うとこじゃない。
べつにふざけているわけじゃないぞ。

おまえも武道をやってるなら、
もうこれ以上身体が動かないどうしようってとき、
どうやって身体動かす?

気合と根性しかないだろ。

と、納得させた後で、
でもな、学校とかテストでは、
先生が聞きたい答えを言う必要があるんだからな。
わかってると思うけど。

と矛盾してるようなことを言ってみる。

そこで腹を立てずに爆笑できる息子はなかなか理解している。

ビリ公の謎

息子たちが遊びに行く近所の公園、
ビリ公、ビリ公と子どもたちが呼んでいる。

なんでビリ公なのか?

先ほど由来が判明した。

すべり台がある。

冬はすべったとき、
静電気が発生してビリビリくるんだそうだ。

特にジャンパーを着ている時に、
全身にビリビリくるらしい。

それでビリ公。

一つ謎がとけた。

試しに私もあとで感電しに行ってこよう。



という訳で、さっき行って見てきた。
すべり台は、金属製でなく、プラスチック製。
金属製だったら、電気を逃してしまうので、ビリビリくることはない。

それで、子どもたちによると、
ビリビリくる滑り方があるとのことで、
披露してもらった。

普通にそのまま滑るのではなく、
身体がすべり台に対して90度になるようにして、
ジャンパーとすべり台が摩擦でこすれる形にして滑るのだそうだ。

その後、何人か、そのすべり方で滑ってくれたが、
滑っている間中、ビリビリビリビリと
静電気によるかすかな音が本当に出ていた。



歌が生きてる

3人の息子たちが、お世話になってきた公立の保育園。

おととしまでは、ちょくちょく息子達のお迎えに行っていたが、
昨年からは仕事の都合やら、通うのが一人だけになったのもあり、
すべて妻におまかせ。

それでしばらく行くこともなかったが、
久々に、行ったら園長が代わって新しい先生になっていた。

保護者会でまず歌詞カードを渡された。

園長先生がギターを持って登場。

先生の伴奏で、参加者みんなで歌う。

 
  ひとりひとりが みんなちがって 
  ひとりひとりが みんなすてき~


あれ、そういえば、この歌、長男も昔、
うちで大声で歌ってたなあ。

この歌はなんだ?

と疑問が浮かぶ。

そしたら説明してくれました。

これは10年前に園長先生がここの保育園にいた時に作った歌で、
昨年、園長として戻って来たら、
この歌がまだ歌われててびっくりした。

とのこと。

ええええ~

ここは天国か何かですか?

っていうような、ストーリーがこんな身近にあるとは。





発達障害もADHDもそもそもがインチキだ。「大笑い!精神医学」

ここまで完全に100%精神医学を否定している本は
はじめてかもしれない。

当然、「発達障害」「ADHD」についても、
インチキだと書いてくれている。

10年前はこんな「発達障害」や「ADHD」なんて病名はなかったはずだ。
少なくとも、私は聞いたことがなかった。
それがいつのまにかどんどん広まって
誰もが知っている病名になってしまった。

勉強ができないのは、
落ち着きが無いのは、
椅子に座っていられないのは、
病気で、脳に異常があると考えられるから、
医学的な処置が必要だと、
専門家が言っている。

病気だからいくら
教育で対処しようとしても、
ムリだ。

などなど。

ただ、その専門家なる人物は、何が目的で
そんなことを言っているのか?
人を病気扱いしようとするのか?

そこをよく見る必要がある。


いつだったか、もう何年も前だが、
某有名私立中高一貫校の先生方に
呼んでいただいたことがある。

落ちこぼれてしまった生徒を
どうしたらいいのか困っている。
なにか解決法はないか?

話を聞きたいとのことだった。

もうすぐ高校卒業だというのに、
まったく漢字が書けない。
数学が中学レベルからできてない。
文章がまったく書けない。
勉強に手がつかなくて留年しそうなんだけど、
何とかしようとする気もまったくない。
話をしようとしても、返事がほとんど返ってこない。

などなど。

外からみたら、そこは本当にトップクラスの学校で、
中学受験を勝ち抜いて入るような学校。

そもそも、なんでそんな生徒が
そこに入れたのかが疑問でもある。

とにかく小学校の早い段階から、
意味もわからずひたすら量をこなさせたりする
中学受験対策の弊害がでてきてしまったのを感じた。

先生方は、なんとかしたいという意図があって、
私を呼んでいただいたわけで、
その点は素晴らしい。

ただ、そこで言われたのが、
村田さんの考えは分かるが、
医学的な処置も必要なのでは。

とのこと。

学校の先生から、その言葉を聞いて、
教育の現場に、しっかりと精神医学が入り込んで
いるのを知った。

教育者としてそれは怠慢なんじゃないのか?

医学って言うけど、
それは科学的な裏付けのない、
あくまで医者の主観で病名をつけ、
薬に依存させるようにするために、
やってるんですよ。

と当時言えなかったことが残念だ。

今だったら、この「大笑い精神医学」を
参照してもらうことができる。

心強い味方ができたのが嬉しい。


雪合戦は必須科目なんじゃないのか?

雪の降った翌日、横浜のはじっこに住んでいたわたしは、
小学校では、授業を一時間潰して、
グラウンドで遊ばせてもらったもんだ。

それで、先生も交えて雪合戦をした。

茨城で育った妻も、当然、小学校では、
同じように雪合戦をしたそうだ。

だから、昨日は、息子たち、
学校でやってくるものとばかり思っていたら、
なんか、不満そうな顔の二人。

ドロドロになるからと言われてやらせてもらえなかった。
グラウンドで遊ばせてもらえなかった。

え?

雪が積もったら、
雪合戦は必須だよなあ。

雪に触れられて遊べる機会なんて、
年に1、2回あるかないか。

ましてや、昨日は東京では何年かぶりの大雪。
たっぷり積もっている。

この状況は、子どもの時に
身体で体験しておくべきなのではないか。

教室での勉強より、
そっちの方が重要だろ。

まあ、当然子どもにケガさせてしまったり、
服を汚してしまったりといったリスクがあるわけで、
管理者としては、親からクレームつけられる可能性などなど
考えたらできないってことなんだろう。


つまらん。


三男は保育園で雪合戦してきたとのこと。

よかった。

まあ、保育園だったら、
雪合戦やらの雪遊びさせなかったら、
逆にそれでクレームがつきそう。





ピカピカのおもりを買った

サンタさんになに頼むの?


おもり!


という次男のリクエストで、
鉄アレイやらダンベル探した。

まだ小学一年生。

筋トレしたいらしい。

小さいうちから、あんまり筋トレはやらないほうが
いいなんて話も聞く。

自然な成長に影響するとか、
背が伸びなくなるだとか。

でもまあ、本人がやりたいっていうなら、
やらせよう。

遊びの範疇だ。

10キロとか、100キロとか、
持てるよ~って、それは無理だろ。

5キロで重さを調節できる
ピカピカしてるのがあったので、
市川の方に注文。

うちに送ってもらうと
その妙な重さの荷物で目立ちそうなので、
コンビニ受け取りにする。

しかし、コンビニからうちまで持って帰るのも大変だ。

クリスマスのかわいい包装紙に包まれた、
妙に重いプレゼント。

想像すると笑ってしまう。

サンタさんのそりのバランスが崩れそうだ。






空飛ぶペンギン

ジムキャリー主演の「空飛ぶペンギン」
うちの三男はなぜだか、ペンギンの仲間ということになっている。
それで、ペンギン話には、食いつきが良さそうな気がしたので、
借りてきた。

話の内容にはほとんどついていってなかったが、
ペンギンたちのやることなすことに子どもたちは大笑い。

ペンギン、CGなんだろうけど、
動きに全然違和感がなくって、
ジムキャリーの動きに合っている。

ものすごくレベルの高い技術を
子どもたちを笑わすために使えるのっていいなあ。



空とぶペンギン

まだ食べてんのか!

お祭りの帰り、棒アイスを買って帰って、
子どもたちと一緒に食べました。

私は食べ終わって、明日の準備をはじめます。
で、一段落ついて、ふと脇を見ると、
まだアイスを手に持っています。

  うわ、まだ食べてんのか!!

  うん、こうやると長持ちするよ!

と、アイスをなめてみせる次男のたっちゃん。

ちょっとだけうらやましい。





春分の日、熱帯植物館から荒川河川敷

休みのたびに行く板橋区立熱帯植物館。熱帯の深海から高山地帯までを再現。海の底から、高山の涼しいところまで登っていきます。中には滝や川、さらにはマングローブが生い茂る海まで再現。子どもたちは、スタンプラリーが大好き。




荒川河川敷に移動。だだっ広いスペースに、遊べるところがあります。人口密度の低さがうれしい。



浮間公園。クジラが釣れるんだって~!と釣り人に言われて真に受ける息子。今は都立公園をいくつか回るスタンプラリーをやってるそうで、台紙をもらいました。それでつぎの休みは城北公園に行かねばなりません。

川沿いに続く土手の上の道。


257 おこっても、どうにもなりません

  なんで、こんな漢字くらい、覚えられないのか?

  なんで、こんな簡単な計算をよく間違えるのか?


簡単にできる人から見れば、
疑問に思うようなこと。

できないということが、
想像もつかないようなこと。

なにやってるんだ、なんでできないんだ
と、ついイライラして、
怒ってしまったりすることがあります。


友人が、たびたび、


  20%引きということは、いくらなのか?


  3割引って、これいくらになるのか?


などと、計算機代わりに、私を使います。


それで、あるとき  


  いい加減にしろ


と、腹を立ててしまいました。

かといってそのまま怒っていても仕方がないので、
割合や%の計算方法を教えようとしたのですが、
うまくいきませんでした。

友人は、おそらくこれまでずっと、
割合の計算ができなかった。

そのことで、先生とか親御さんから、
なんでできないのと、叱られてきた。

仕事をしていれば、当然どこかで
「割合」の計算をする場面が出てくるでしょう。

それを、人に頼んだり適当にごまかしたりと、
いままでなんとかやり過ごして来た。

「割合」に関して、つらかったり、きつい思いを
これまでの人生で何年にもわたって
繰り返してきたわけです。

さらには、信用していた私が、腹を立てた。

「割合」の周辺で、
嫌な感情がつもりにつもっているわけです。

もう、「割合」とは関わりたくない!

と意地になってしまっています。

そんな状況では、教えようと思っても、
まったくうまくいかなくなってしまいます。

お子さんや、周囲の人が、
何かができない。

そんなとき、


  なんでできないの!


とイライラしたり、腹を立てたりしていませんか?

そのせいで、
ますますできないように
してしまっているのかもしれません。

そんな状態だったとしても、
対処する方法はありますが、
余計な手間はかけたくないものです。




親子で楽しむ学び方 LEARNING HOW TO LEARN

親になる

かつて自分に子どもがいるなんていう事態は、想像もできなかった。

火星に到達することの方が、
まだリアルに思い浮かべることができる。

そんな自分でも、気がついてみたら、3人の子の親に。

で、子ども作ろうかどうしようかと、
悩んでいる方に言うのは、


  まずは、作っちゃえ!


そりゃあ、なんだかんだでお金がかかったり、
今だったら、放射線の問題があったり、
考え始めたら、いくらでも問題はでてきてしまう。

実際のところ、問題がないわけではない。

でも、それ以上に、
子どもから教えられたり、与えられることがたくさんたくさんある。

それがどういったものかは、
実際に、子どもがいてみないと、
経験してみないとわからないだろうなあ。




いちばん伝えたいのは、泳ぎ方ではなく

ほかの友達は泳げるのに、おれは泳げない。

とべそをかいていた息子。

それで、週に一度、夜に、近所の区民プールに息子たちを連れて通い始めた。


  きびしい特訓だ!


とのりのりの彼ら。

ビート板を持ってのバタ足から練習を進めていった。


で、最後の夏の検定試験の日。


  25メートル泳げた!


と赤い星が増えた水泳帽を見せてくれた。



去年、プールに連れていった時は、泳ぎを教えるといっても、遊んでばかりで教えられるような状態ではなかった。

親の方から、何かをやらせようとしても、こどもが自分でやりたいと思わない限り、うまくいかない。

今回は、本人が、泳げるようになりたい!
という強い気持ちがあった。だから、練習も進められた。

なによりも一番手に入れてほしいことは、泳ぎ方というよりも、何かができるようになるという経験。


 できた!


という経験が自信につながる。

ただ、それも、これをやれと親が押しつけてはうまくいかない。




親子で楽しむ学び方 LEARNING HOW TO LEARN



子育てで、得られる3つの楽しさ

1.視点が増えて、毎日の生活で感じることが何倍にもになる。

ゆずの木の葉っぱを、音がする勢いでバリバリ食べているアゲハチョウの幼虫。

葉っぱごと虫かごに入れると、しばらくその様子を凝視している息子。

ある程度の年をとって、日々の生活に仕事に追われる中で、虫なんかどうだっていいし、それは、自分とは関係のないものだったはず。

息子の様子を見て、自分も子どもの頃、アゲハチョウの幼虫を見るために、ベランダで、食べ終わったグレープフルーツの種を植えて、育てていたことを思い出した。で、一度か二度、さなぎまでそだって、それが成虫になったのを見れた。もう一度見てみたいと、グレープフルーツの木に水をやり続け、育てようとしたが、そのうち、木に元気がなくなって、葉っぱも元気がなくなって、アゲハチョウがくることもなくなってしまった。

自分が当時がっかりしたことを思い出す。

でも、今、大きなゆずの木があり、幼虫が何匹もいて、でそのうちの何匹かはチョウになるだろう。その様子を今は観察できる。

自分の中のがっかりしてそのままになっていた子どもの部分がとってもうれしい。

 

息子が熱心に観察していることで、自分も子ども時代の興味がよみがえる。