仕事が遅い人の特徴 災害対策編

目の前に広がる緊急事態。異常事態。

状況を把握し、その状況の中で、何を目標にするか決め、
対策を立て、即実行する必要がある。

地域全体に広がる悪臭。
宮崎県での大量の牛の死骸
気仙沼市の震災、津波の後、発生した悪臭。

地域全体をおおっているので、逃げ場がない。

どうするか?

EM菌(有用微生物群)を撒くと悪臭が消える。
という話があり、実際にやってみたら、消えた。
すっかり消えた。

じゃあ、これを地域全体で大規模にやっていこう!

で、悪臭が消えました。

ある程度の費用はかかったけど、
それほど大きな金額にはなってない。

素早い動き。
なにも問題ない。


それに対して、
理論的におかしい。
ありえない。
エセ科学だ。
細菌を使うことで、
地域の生態系が乱れる。
ある特定の商品を使うのはどうか。

などなど、ごちゃごちゃ言っている人。

状況をわかっているのだろうか?

今すぐ、対処する必要がある状況。

そのために、なにをしたらいいのか?

対案がある訳でもない。

実際の結果よりも、
理論とか理屈が大事。
前例がないことはできない。
などなど。

何かの考えが障害になって、
動きが止められます。

そうなると、仕事が前に進みませんねえ。



もちろん、エセ科学に分類されるような商品だったり理論はあったりする。

科学という分野における長年の努力の蓄積を、
無視することはできない。
だからといって、既存の科学が全てというわけでもない。

現実に起きていることを前にして、批判するだけではなく、
科学においても何かしら新しい価値を提供する。

それが仕事というものなのではないんでしょうか?


トム・クルーズさん来日にあたって

最近、映画ミッション・インポッシブル4の公開にあわせて、
トム・クルーズさんが日本に来てました。

8年前、彼が主演の「ラストサムライ」が公開されるとき、
日本に来て、首相官邸まで行って当時の小泉首相に
「学び方がわかる本」を手渡したんですよね。

なんのために、渡したのか、朝日新聞の論説委員の方が、
記事を書いています。
→ http://www.dnj.jp/study/shimizu.htm

あれからずいぶんたちました。
「学び方がわかる本」
の内容はすべてこちらの
「親子で楽しむ学び方」
にあります。
よろしければどうぞ。


親子で楽しむ学び方 LEARNING HOW TO LEARN

メールマガジン「勉強ができないのは、やり方を知らないからだ!254号」
配信しました。


かおを食べる

てのひらをたいようにって、
小学生のとき歌ったけど、
あんぱんまんの作者が作詞をしていたとは知らなかった。

1973年にあんぱんまんの絵本を出版。
って、私と同い年だったあんぱんまん。

さて、絵本は批評家も幼稚園の先生からも、大悪評。

かおを食べるなんて、悪趣味。

出版社は、

あんぱんまんはもう2度と出してくれるな。

ところが、5年後、何の宣伝もしていないのに、
幼稚園や保育園でどんどん広がっていく。



そしてそして、
アンパンマンがアニメ化され、いよいよ放送される段階、
自主制作、ローカル枠全国4局のみ、
最悪の条件。

しかも、月曜日の5時などという視聴率最低の時間帯、
作者もプロデューサーも
みなしょんぼり。

それが、この時間帯では考えられない、
7%という視聴率がでる。

85歳でCDアルバムを出し、歌手デビュー。

赤字になるのは間違いないと言われていた2002年に開業した
ローカル線土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線
沿線住民の盛り上がりが足りない。
景気づけに鉄道のキャラクターをつけてくれないか?
との依頼を受け、
各駅ごとにキャラクターをつけ、
電車の車体にもキャラクターをつける。
朝夕の通勤通学時間以外は、もう観光列車にする!
と提案。

で、初年度5800万円の赤字予想が
なんと、1500万円の黒字に。
報酬はメロン2個。

その他にも、テレビの初期のころの番組制作、
サンリオが小さな雑貨屋だったことなど、
興味深い話がたくさん。

深刻さではなく、
単なる軽々しさが、
たくさんの物事を成し遂げる。
という格言を聞いたことがある。

このアンパンマンの作者である
やなせたかし氏はその良いお手本だと感じた。

人生なんて夢だけど