仕事が遅い人の特徴 災害対策編

目の前に広がる緊急事態。異常事態。

状況を把握し、その状況の中で、何を目標にするか決め、
対策を立て、即実行する必要がある。

地域全体に広がる悪臭。
宮崎県での大量の牛の死骸
気仙沼市の震災、津波の後、発生した悪臭。

地域全体をおおっているので、逃げ場がない。

どうするか?

EM菌(有用微生物群)を撒くと悪臭が消える。
という話があり、実際にやってみたら、消えた。
すっかり消えた。

じゃあ、これを地域全体で大規模にやっていこう!

で、悪臭が消えました。

ある程度の費用はかかったけど、
それほど大きな金額にはなってない。

素早い動き。
なにも問題ない。


それに対して、
理論的におかしい。
ありえない。
エセ科学だ。
細菌を使うことで、
地域の生態系が乱れる。
ある特定の商品を使うのはどうか。

などなど、ごちゃごちゃ言っている人。

状況をわかっているのだろうか?

今すぐ、対処する必要がある状況。

そのために、なにをしたらいいのか?

対案がある訳でもない。

実際の結果よりも、
理論とか理屈が大事。
前例がないことはできない。
などなど。

何かの考えが障害になって、
動きが止められます。

そうなると、仕事が前に進みませんねえ。



もちろん、エセ科学に分類されるような商品だったり理論はあったりする。

科学という分野における長年の努力の蓄積を、
無視することはできない。
だからといって、既存の科学が全てというわけでもない。

現実に起きていることを前にして、批判するだけではなく、
科学においても何かしら新しい価値を提供する。

それが仕事というものなのではないんでしょうか?


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