かおを食べる

てのひらをたいようにって、
小学生のとき歌ったけど、
あんぱんまんの作者が作詞をしていたとは知らなかった。

1973年にあんぱんまんの絵本を出版。
って、私と同い年だったあんぱんまん。

さて、絵本は批評家も幼稚園の先生からも、大悪評。

かおを食べるなんて、悪趣味。

出版社は、

あんぱんまんはもう2度と出してくれるな。

ところが、5年後、何の宣伝もしていないのに、
幼稚園や保育園でどんどん広がっていく。



そしてそして、
アンパンマンがアニメ化され、いよいよ放送される段階、
自主制作、ローカル枠全国4局のみ、
最悪の条件。

しかも、月曜日の5時などという視聴率最低の時間帯、
作者もプロデューサーも
みなしょんぼり。

それが、この時間帯では考えられない、
7%という視聴率がでる。

85歳でCDアルバムを出し、歌手デビュー。

赤字になるのは間違いないと言われていた2002年に開業した
ローカル線土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線
沿線住民の盛り上がりが足りない。
景気づけに鉄道のキャラクターをつけてくれないか?
との依頼を受け、
各駅ごとにキャラクターをつけ、
電車の車体にもキャラクターをつける。
朝夕の通勤通学時間以外は、もう観光列車にする!
と提案。

で、初年度5800万円の赤字予想が
なんと、1500万円の黒字に。
報酬はメロン2個。

その他にも、テレビの初期のころの番組制作、
サンリオが小さな雑貨屋だったことなど、
興味深い話がたくさん。

深刻さではなく、
単なる軽々しさが、
たくさんの物事を成し遂げる。
という格言を聞いたことがある。

このアンパンマンの作者である
やなせたかし氏はその良いお手本だと感じた。

人生なんて夢だけど



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