パワハラでもちもちピザ屋開店

【パワーハラスメント】

職場の権力(パワー)を利用した嫌がらせのことである。
略称は「パワハラ」。


■1.意味

職場において、地位や人間関係で弱い立場の労働者に対して、
精神的又は身体的な苦痛を与えることにより、
結果として労働者の働く権利を侵害し、職場環境を悪化させる行為


■2.使用例

社長のパワハラが苦痛だと感じていたが、
実は、それは私に対する嫌がらせじゃなくて、
店のためのマジな仕事の一部だった。


■3.状況:


社長におこられた。


  店の前でピザ持って踊れないって、ふざけんな。
  やれって言われたらやるんだよ。


  そんなの無茶苦茶です。


いつも相談に乗ってくれる山本さんに、
社長のやってることは、パワハラだと訴えたら、
社長が何でピザ屋をやっているのか聞かせてくれた。


・・・・・・


社長の学生時代は、柔道部員。
先輩からの命令は絶対だ。


  ペプシキャベツ3本、グリーン商店で買ってこい。


  はい、よろこんで。


グリーン商会までダッシュ。


  ペプシキャベツ3本ください!


  ごめんね~、うち置いてないの。


おばちゃんに言われ、
ダッシュで戻り、
先輩に報告する。



  グリーン商会にペプシキャベツは置いてないそうです!




グリーン商会まで行かずに戻って、


  ペプシにキャベツ味なんてありません。


と言った部員は、

おまえグリーン商会まで行ってないだろ。
先輩の命令を実行できないってのは、
どういうことだ?

と責められることになる。

こういったことの繰り返しで、
先輩からの命令は絶対だと叩きこまれる。




社長が社会人になってから、
ある時、久しぶりに先輩から
電話がかかってきたんだそうだ。


  おれのマンションの1Fが空いてるから、
  ピザ屋やってくれ。


それで勤めていた会社辞めて、
開いたのがここ。

別に料理人ってわけでも、
グルメってわけでもなかったのになあ。



・・・・・・・



え???
社長は、先輩に電話でピザ屋やってと言われたってだけで、
知る人ぞ知る石窯焼き有機素材使用のカリッともちもちピザの店、
開いちゃったんですか?



  そうだよ。



ピザが好きだとか、店を持ちたいとか
そういうことではなかったんですか?



  ピザが好きなのは、社長じゃなくて社長の先輩。
  社長は、前は保険屋の
  セールスマンだったんだからなあ。

  それ考えたら、店の前で踊るぐらいどってことないだろ?



は、はあ。





■4.解説:


周囲で起こる様々な出来事。

人によって、対応の仕方が違います。

犠牲者になって周りを責め続ける人。

無気力になって引きこもる人。

困難な状況だろうがなんだろうが、
うまく行かせるために行動し成功する人。

様々な種類の人がいます。

その違いはどこから来るのでしょうか?

そしてどうしたら、
人生をより幸せに生きることができるのでしょうか?

書籍「ダイアネティックス」に答えがあります。


ダイアネティックス 心の健康のための現代科学

ビリ公の謎

息子たちが遊びに行く近所の公園、
ビリ公、ビリ公と子どもたちが呼んでいる。

なんでビリ公なのか?

先ほど由来が判明した。

すべり台がある。

冬はすべったとき、
静電気が発生してビリビリくるんだそうだ。

特にジャンパーを着ている時に、
全身にビリビリくるらしい。

それでビリ公。

一つ謎がとけた。

試しに私もあとで感電しに行ってこよう。



という訳で、さっき行って見てきた。
すべり台は、金属製でなく、プラスチック製。
金属製だったら、電気を逃してしまうので、ビリビリくることはない。

それで、子どもたちによると、
ビリビリくる滑り方があるとのことで、
披露してもらった。

普通にそのまま滑るのではなく、
身体がすべり台に対して90度になるようにして、
ジャンパーとすべり台が摩擦でこすれる形にして滑るのだそうだ。

その後、何人か、そのすべり方で滑ってくれたが、
滑っている間中、ビリビリビリビリと
静電気によるかすかな音が本当に出ていた。