鹿児島県阿久根市、人口は減り続け、過疎化と高齢化が進む。
大きな産業がある訳でもない。
観光地でもない。
鹿児島県の一世帯あたりの所得レベルは全国でワースト5位に入り、
その中でも特に阿久根市は、低いレベルにあるという。
古い商店街と小規模なスーパーはあったが、品揃えは少なく、値段も高いまま。
一箇所で必要なものが揃うこともない。
コンビニエンスストアもない。
そんな衰退する一方の田舎町。
そんな中、
小売店は地域のインフラである。
という考えのもと、AZスーパーセンターをオープン。
そんな地域に大規模な小売店などありえないと、
銀行が融資を辞退。
従業員を募集してもすぐにつぶれるだろうと、小売店の経験者は
集まらない。
などなど数々の困難を乗り越え、
今では年商100億を突破し、
毎年売上を伸ばし続けている。
どうやってそれを実現させたのか?
これまでの前例、常識にとらわれない、
あくまでお客様のためを優先させる数々の施策が
興味深い。
利益第二主義―過疎地の巨大スーパー「A-Z」の成功哲学