264 自分で頭が悪いって言うな

学校では、授業があって、先生が説明して、
出された問題をやって、
とひたすら、与えられ続けます。

生徒の側からなにか発信することは、
受けることと比べたら、ごくわずか。

それで、バランスをとるために、
できることがあります。

生徒さんに、
教えたことが、どのように適用できるのか、
自分のまわりの環境にどのようにあてはまるのか、
例をあげさせる。

そうすることで、現実の生活で、
学んだことを実際に役に立てられるようにもなります。

これができないと、
頭の中は、役に立たないがらくたの固まりに。

しかし、例を挙げるのが、難しい人がいます。

しかめっつらをしながら、
うんうんうなって考えて、
で、しまいには、


  わたし頭悪いんです。
  すぐにでてこないんですよねえ。
  頭悪いから。


同情してほしいんでしょうか?
言い訳している間に、
やってみましょう。

必要なのは、練習です。
練習すればできるようになります。

なにをやるにも練習が必要です。

卵焼きを作るのにも、
自転車に乗るのも、
バスケでシュートを決めるのも、
最初からできる人はいません。
練習してできるようになります。

料理が下手だから、
運動神経が悪いから、
と言い訳していたら、
いつまでたってもできるようにはなりません。

練習が必要です。
とにかくやってみて、
うまくいかなかったら、
うまく行かせる手段はあります。

でも、やらなかったらどこにも行き着きません。







親子で楽しむ学び方 LEARNING HOW TO LEARN


基礎からわかる勉強の技術


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