頭がわるいとか、
才能がないとか、
親の遺伝だとか、
病気だとか、
脳に欠陥があるとか、
できない理由を考えようと思えば、
いくらでも考えられます。
でも結局それはやらない言い訳だ。
などという話をしたところで、
意地でも、自分はできない才能がないから勉強は無理だ
と言ってくる生徒さん。
話し合いをしても時間の無駄。
数学の成績がひどいので何とかしたいとのことなので、
段階を下げて、以前できていたというところから、
順番に練習させていきます。
意味があやふやだったり、
知らない用語は、理解できるように手伝います。
何か問題が解ける度に、
できてるじゃんか!!
などと声をかけます。
こう言われて、
悪い気がする人はいません。
本人ができないと思い込んでいる場合、
周りからダメだダメだできないできない
と繰り返し言われ続けて、
そう思い込んでしまっている場合がほとんど。
最初は、些細だったり簡単なことでいいので、
自分はできるってことに自分で気がつくよう仕向けます。
それができたら、できることの量や質を
少しづつ増やしていきます。
一人一人の様子を見つつ、
引っ張りあげていく作業で、
手間がかかります。
でも、最後には自分で勉強を進められるようになるんです。
なにか、結果を出さなくてはいけない状況で、
病気だとか
脳に問題があるとか、
才能がないとか、
理由を考えてもどこにも行き着きません。
親子で楽しむ学び方 LEARNING HOW TO LEARN
基礎からわかる勉強の技術