計算ばっかりやってると、
数学って計算することかと思ってしまいがち。
大人になってから、辞書で数学の意味を調べたら、
量や形を扱う学問
とありました。
よくよく思い返してみたら、
数はなにかの量を表しています。
で、その数に単位がついたら、何のどんな量なのかが
はっきりします。
人が30km/分で歩くと回答する生徒さん。
いろいろ間違っています。
まず、1分がどのくらいの量なのか?
これは、時計というものがあるので、
わかりやすいです。
まあ、1分は時計の秒針が1周まわる間の時間。
実際に時計で秒針が回っているのを見させます。
一分ってどういうことなのか?
実感をともなって理解してもらいます。
30kmを見るのは1分より、
工夫が必要かもしれません。
まず、
1kmがどのくらいか?
中学生だったら、校庭のグラウンド一周が
どのくらいか聞いてみます。
1周が200mだったら、何周したら1kmで、
30kmはじゃあ、グラウンド何周分になるのか?
あと、
池袋から、30kmの地点といったら、どの辺になるのか?
と地図を見せたりします。
で、最後に、
km/分ってのはどういうことなのか?
1分で、何キロ動くか。
ってことですね。
じゃあ、この30km/分で歩くってのはどういうこと?
・・・
いや、この人、巨人なんです。
屁理屈はいいから。
とにかく、間違えていたことは理解したようです。
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