数学なんて使わないから!と主張する女性。
中学生の頃、別に方程式使わなくても解けるのになんで方程式使わなくちゃいけないのかって
質問したらうるさがれた。
いいからだまってやれ。
ごちゃごちゃいわずにやればいいんだ。
そんなことを聞いてくるやつは他にはいない。
とか言われて結局先生は質問に答えてはくれなかった。
それで何で方程式使わなくちゃいけないのかは分からないまま。そこで数学は勉強する必要ないって思った。
そんなことがあれば興味を失うのは当然。
学校の勉強には目的がぬけ落ちている。それで、本来のその科目や知識自体の目的ではなく、テストの点数だったり、その延長線上にあるよい学校にはいるという目的で代用する。
生徒の段階によっては、だまってやれ、いいからやれ。
ととにかくやらせることが必要な場合もある。
でも彼女はそういった段階ではない。
彼女は興味を持って、理解しようという意図を持っている。だから、それはなぜなのか?は説明すれば理解できるだけの頭はあるのだ。
しかし、そもそも教える側が、その教えていること自体なぜそれが必要なのか、やる必要があるのか目的を持たせることをしないし、できない。
その代わりにテストの点数を上げよい成績をとるという目的でごまかす。
方程式には目的があるのだ。
それを使うことによって、
様々に違って見える事柄が、方程式を使うことで、共通の形をしていることが分かり、答えを出すのがより簡単になる
。
それを、彼女が興味があったり好きな分野にからめて、説明してあげられたらよかったのに。
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