息子が通っている小学校のパソコンクラブ。
聞くと、毎回ネット見ているだけ。
ユーチューブ1時間見て帰ってくる。
使い方を覚えるのは、まあいいのだが、
ネット見るだけ。
それじゃあ、ただ受け身になる一方。
親としてはなにかを作る道具として、
パソコンを扱えるようになってほしい。
その方が、面白いだろうし、
この先できることが広がっていくはず。
では、なにをどうやって作るのか?
エクセルとかワードとか、
まあ使えるに越したことはない。
でも、それはコンピュータのごくごく限られた一部の用途。
まあ大人になってからでも遅くはない。
というわけでenchantMOON買った。
なんかやりたいんだったら、
自分でプログラムしろと言う不親切な
手書きタブレットコンピュータ。
手描きでメモを書いて、
あとから検索できたり、
ブロックを組み立てる要領で、
比較的簡単にプログラムを組めるとのこと。
キーボードなしでプログラムが組めるんだったら、
小学生でもできそうだ。
それで、もしペンの色を変えたいんだったら、
自分でプログラムを組んで
色を変えられるようにしろという不親切さ。
とにかく、今のコンピュータのように、
なんでもあれこれ至れり尽くせりで揃っている中で
与えられた機能を使いこなせというのではなく、
まず自分でプログラムを組んで
自分なりに使えるようにしろと、
カスタマイズしろという代物。
ますます面白い。
まあ、もともとはコンピュータは
自分でプログラムを作って動かすものだった。
ここ10数年の間にパソコンが普及して、
まあ、わたしも仕事や家庭で一般的な使い方をしているが、
コンピューターってこんなものだったっけ?
といううっすらとした疑問を感じていた。
そんな中で、このenchantMOONという
日本発のコンピュータの新しい形の提案。
応援しないわけにはいかない。
10歳の息子にペンギンを描かせて、
それを使ったゲームを作ってやる。
そうしたら、ゲームの設定をあれこれ変えることを覚え、
いじくり始める。
自分で描いたペンギンとイワシを使って
ゲームを作って遊んでいる。
プログラミングの面白さを伝えようという意図、
子供たちに届いてますよ。
月別: 2013年10月
メキシコ湾原油流出事故後の伝えられない二次災害とその解決策とは?
メキシコ湾原油流出事故。
海底から原油が大量に流出し続け、海が大規模に汚染される。
その後のあまり知らされることのなかった、
さらなる人為的な二次災害。
流出原油を分解するという目的で、飛行機で広く散布され、
また海底の原油噴出弁や流出した油に直接吹きつけられた大量の石油分散剤。
それが毒物だと知らされたのは、
その被害が拡大してからの話。
実際どんな影響を引き起こしたのか?
漁船船長の女性。安全であるとされていた地域で漁にでて、網に何もかからないという異常事態。
状況の確認中に網をふった水が身体にかかる。
すぐにかゆみと炎症が発生。洗い流して、処置したが、
その後激しい頭痛と吐き気に襲われる。
24時間後に船長室の床で痙攣を起こして倒れる。
それから1年半、健康はさらに悪化し、
常に下痢、毛が抜け落ち、視覚、聴覚の低下、足は麻痺し感覚がなくなる。
歩くときには、足を引きずり転んでばかり。
何も覚えることができない。もうおしまいだと、世を去る決意をしていた。
増え続ける苦しむ患者達。
治療法を持たない医師。
できることは薬を与え、かろうじて痛みを和らげる程度。
医者によっては、妄想症だと精神薬を処方する。
根本的な解決にはなっていないどころか、状況は悪化するばかり。
そこで被害者達に提供された解毒プログラム。
最初の2週間、サウナで汗をかく最中に再現される様々な症状。
それが続ける中で、消えていく。
解消されていく様々な症状。
結局は、触れて体内に取り込んでしまった化学物質が原因で、
様々な症状を引き起こしていた。
体内に蓄積された危険な化学物質。
脂肪組織に取り込まれると、排出されず、そこに留まって悪影響を及ぼし続ける。
それを取り除くにはどうしたらいいのか?
そのプログラム詳細は「クリアーな身体、クリアーな心」で紹介されている。
どうやって彼らは宗教をあやしいものにしたのか?
宗教に対してどんな印象をお持ちでしょうか?
あやしいとか、操られているとか、
洗脳されるなどなど、反社会的でよくないもの。
こういった考えが広まる原因になったのが、
1990年代におけるオウム真理教の事件。
教祖の麻原の指示で、地下鉄に猛毒のサリンを撒くという無差別テロ。
坂本弁護士一家を誘拐し殺害。
上九一色村のオウム真理教の宗教施設と
そこにいたヘッドギアをつけた信者達の異様さ。
それ以来、新興宗教はカルトでマインドコントロールを行い、洗脳を行い、
人を操ろうとする危険で怪しいものということになった。
電気ショックを与え続け、薬物を大量に投与した状態で、
なんらかの言葉を繰り返し与え、
意識の深いところに命令を植え付け催眠術をかける。
このような彼らの行っていたマインドコントロールなる実践は、
誰がどうやってはじめたのか?
そのやり方はどこからきたものなのか?
幹部だった東大卒の精神科医が、
「拷問と医者―人間の心をもてあそぶ人々」 ゴードン トーマス著 吉本 晋一郎訳 朝日新聞社 1991/3
でレポートされているマインドコントロールの技術を信者に対して使った
と本人が裁判で証言している。
教祖と同じ精神状態になれるというヘッドギアも、結局は、ここから開発された道具。
さらには、教祖麻原の頭に触れたのは、彼だけ。
麻原は、彼の助言を常に求めていた。
麻原は、彼によってLSDを300回以上投与され、薬物中毒状態にあった。
もともとは、ヨガを通じて心身の状態を良くしようという試みだった。
それがどのように変質していったのか。
それは、その精神科医が入り込んで行ったこと。
宗教とは本来、精神的なものを扱う知識と実践の体系。
人が何らかのよい状態を目指すことが目的だったはず。
もしそれが反社会的なものに変質しているのなら、
実際のところ裏で誰が何をしているのか、
よく見てみる必要があるのではないだろうか?
1951年、史上はじめて、諜報活動の分野におけるマインドコントロールの実践を暴露した本